ゲストOS(VirtualBox上のUbuntu)にSubversionインストール
ゲストOS(VirtualBox上のUbuntu)にSubversionインストール
1.仮想OSにApacheをインストール
$ sudo apt-get install subversion subversion-tools libapache2-svn
subversion-toolsには、リポジトリのバックアップやファイルのマージ等を行うツール群が含まれている。
libapache2-svnは、リポジトリをApache2を利用して公開するためのパッケージ。
2.Subversion設定
Subversionリポジトリをウェブサーバーで公開できるようにApache2の設定をする。
$ sudo vim /etc/apache2/mods-enabled/dav_svn.conf
ファイルの一番下に下記4行を追記。
<Location /svn>
DAV svn
SVNParentPath /home/svn
</Location>
SVNParentPath /home/svn・・・Apache2のSVN用公開ディレクトリを/home/svnとする
3.変更を有効にするためApacheの再起動
$ sudo apache2ctl restart
再起動時、下記エラーが出力されるかもしれないが、気にしなくてもよい。
apache2: Could not reliably determine the server’s fully qualified domain name, using 127.0.0.1 for ServerName
4.リポジトリの作成
/home/svnというディレクトリを作り、リポジトリを作る
$ sudo mkdir /home/svn/
$ cd /home/svn/
$ sudo svnadmin create test
svnadmin create リポジトリ名
を実行すると自動的にSubversionを使うにあたって必要なファイル郡が作成される。
5.ファイル郡のユーザーグループ設定
$ sudo svnadmin create test
で、root権限でリポジトリ「test」を作成しているため、
Apache2の権限ではSubversionファイル郡を参照できない。
参照できるようにするため、ユーザーを変更する。
ちなみにApache2はwww-dataというユーザーで動いている。
$ sudo chown -R www-data:www-data test
testディレクトリの中のすべてのディレクトリ、ファイルを一度にユーザー:www-data,グループ:www-dataに変更。
6.リポジトリにファイルをインポート
自分のホームの下に、リポジトリ同様、testというディレクトリを作成。
$ cd
$ mkdir test
testの下に、test1.txtというファイル名で、ファイルを作成。
$ cd test
$ vi test1.txt
abbと入力して保存する。
testの上の階層（ホーム）にいって、ファイルをインポート
$ cd
$ svn import test/ http://localhost/svn/test/ -m "import test1.txt"
WEBブラウザで見るとこんな感じ
ファイルを開くと下記
参考
Apache再起動時のエラーの対応をする場合下記を参考にする
UbuntuでSubversion設定 （Apache WebDAV)
