樋口裕一「頭のいい人は『短く』伝える」
・内容が頭に入って来ない→理解できない→頭の中に残せない→聞いた内容を思い出せない
・読む力、聞く力をつけるには、書くこと。
書くことで、
頭の中が整理される
伝えたいことが明確になる
・話すときは4つの型を使い分ける。
自論を主張するとき。説得など行なうとき。万能の型
1基本型:①問題提起②意見提示③展開④結論
指示命令するとき
2結論先行型:①結論②根拠1③根拠2④根拠3
言いにくいとき
3根拠優先型:①根拠1②根拠2③根拠3④結論
目撃談、体験談を話すとき
4エピソード型:①きっかけ②ストーリー③クライマックス④まとめ
・人間は要約しながら理解する。
耳で聞いたり、目で読んだりした内容が頭の中で上手くまとめられた時、知識や情報として残る。
・読んで疑問が生まれたら理解が深まりつつある証拠
批判的に読む。
・読んで何かを考えるから頭に残る
物事を頭の中で抽象化することにより記憶に留めることができる。
・思考力を高めるトレーニングとして口癖を持つ。
「そもそも~とは」「かつてはどうだったかというと」
・考え方の型「3WHAT・3W・1H」
WHAT「それは何か(定義)」「何が起こっているのか(現象)」「何がその結果起こるのか(結果)」
WHY「なぜそれが起こっているのか(理由・根拠)」
WHEN「いつからそうなのか、それ以前はどうだったか(歴史的状況)」
WHERE「どこでそうなのか、ほかの場所ではどうなのか(地理的状況)」
HOW「どうやればいいか(対策)」
・質問させるように「短く話す」のがよい
「質問されたら負け」ではない
話下手は自分の言いたいことを一気に言わないといけないと考える。
その結果、話が長くなり相手が退屈する。
上手な人は、自分の言いたいことを言いながら質問という餌を撒き、
相手の興味を自分を引き付ける。